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2017.04.28

シミが増える危険性も?!春の「ゆらぎ肌」にご用心

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シミが増える危険性も?!春の「ゆらぎ肌」にご用心

春はお出かけの機会が増え、おしゃれやメイクが楽しみになってくる季節ですね。なのに、肌の調子がイマイチ……なんてこと、ありませんか?
季節の変わり目に肌のお悩みを抱えている方って、実は結構多いんです。それって、もしかすると「ゆらぎ肌」かもしれません。「ゆらぎ肌」はさまざまな肌トラブルを招くだけでなく、シミを増やす原因になってしまうことも!一時的なものと見過ごさず、「ゆらぎ肌」の原因と対策を知って、春のキレイ肌を取り戻しましょう。

季節の変わり目は「ゆらぎ肌」が急増

ゆらぎ肌とは?

「ゆらぎ肌」とは?

「ゆらぎ肌」とは、気温差や環境の変化、精神的ストレスなどの原因から、一時的に肌が不安定で敏感な状態になってしまうことをいうそうです。
季節の変わり目は朝晩の寒暖差はもちろん、急に暑くなったり、寒くなったりと、気温が安定しないもの。このように気温の差が激しいと、自律神経のバランスを崩しやすく、その結果、肌のターンオーバーが乱れたり、バリア機能が低下したりしてしまうのだとか。
それに加えて、春は紫外線量の増加や、花粉・黄砂、新しい環境によるストレスなど、肌に負担のかかる要因がいっぱい。そのため、春は特に「ゆらぎ肌」になりやすい季節といわれています。

ターンオーバーの乱れがシミの原因に!

「ゆらぎ肌」によって、なぜシミが増える可能性があるのか。その秘密は、ターンオーバーの乱れにあります。

私たちの肌は紫外線を浴びると、シミの原因「メラニン」が生成されますが、それがすぐにシミとなって現れる訳ではありません。本来、肌にはターンオーバーという機能が備わっており、約28日のサイクルで古い角質が剥がれ、肌表面が生まれ変わります。

ターンオーバーの乱れがシミの原因に!

しかし、紫外線を浴び続けて過剰にメラニンが生成されたり、ターンオーバーが乱れてしまうと、排出が追いつかなくなり、肌の中に「シミ予備軍(※)」が蓄積されてしまいます。

そして、それがいっぱいになった時、肌表面にシミが現れてしまうのです。つまり、シミを増やさないためには、紫外線をしっかりとブロックすることはもちろん、ターンオーバーを正常に保つことが大切なのです。
「ゆらぎ肌」がシミの直接の原因となるわけではありませんが、ターンオーバーの乱れはシミにとっての大敵であるということを覚えておきましょう。

特殊な機械で撮影すると・・・目に見えないシミ予備軍が!

日々の生活習慣を見直して、ゆらがない肌へ

「ゆらぎ肌」は外的環境やストレスなどによる肌トラブルなので、日々のケアや生活習慣を見直すことで症状を緩和することができます。では、具体的にどんなことに気をつければいいのでしょうか。

ぐっすり眠って、ストレスフリーな生活を

ぐっすり眠って、ストレスフリーな生活を

春は異動や引越しなど環境の変化が大きい季節。新しい環境に期待が膨らむ反面、不安から体調不良や睡眠不足におちいりがちです。入眠儀式を実践してみたり、リラックス効果の高いアイテムを取り入れるなどして、積極的に心のケアに努めましょう。特に入眠儀式は赤ちゃんや小さい子供だけでなく、大人にとっても重要なものとして注目を集めています。アロマや音楽、読書を取り入れ、おやすみ前の心を整えれば、睡眠の質も高まりそうですね。

丁寧なケアで肌への負担を軽減

丁寧なケアで肌への負担を軽減

「ゆらぎ肌」は、敏感肌と同じような肌状態になっているので、肌への刺激は禁物です。ゴシゴシこすりすぎたり、洗いすぎることのないよう、優しく丁寧なケアを心がけましょう。過剰なスキンケアは逆に肌の刺激になってしまう可能性もあるので、いちはやく肌を元通りにしたいからと、美容液や乳液を必要以上に塗りすぎるのは控えてくださいね。また、肌のバリア機能が低下すると乾燥しやすくなってしまうので、保湿に重点をおいたスキンケアもおすすめです。いつも通りのスキンケアでピリピリと刺激を感じることがあれば、一時的に敏感肌用のアイテムに切り替えてみてもいいかもしれません。

春はUV・美白ケアを強化!

お花見やゴールデンウィークのお出かけ時、「まだ大丈夫」と紫外線対策をおろそかにしていませんか?実は紫外線量は3月頃から増え始め、5~8月にピークを迎えるんです。

紫外線は肌への負担となるだけでなく、シミやしわの原因にもなってしまいます。日焼け止めはもちろん、ストールやアームカバーなど、日よけグッズを上手に取り入れて、ちょっとした外出の際も紫外線から肌を守りましょう。また美白成分の入った化粧品などで、日ごろから「メラニン」を蓄積させないためのケアも大切ですよ。

5月~8月が紫外線量のピークに!

まとめ

肌は外からの刺激だけでなく、精神的ストレスや疲れなど内側からの影響も受けやすいもの。基礎化粧品ばかりに気をとられがちですが、心を健やかに保ち、体調を整えることも美肌づくりにおいては大切なことなのです。春の環境変化に負けないよう、スキンケアと心のケア、両方を心がけてくださいね。

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