BEAUTY
2017.02.23

春になったら肌をリセット♪「洗顔」を見直して新たな美肌へ第一歩!

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春になったら肌をリセット♪「洗顔」を見直して新たな美肌へ第一歩!

4月になると、ピカピカのランドセルを背負う小学生や、真新しいスーツに身を包んだフレッシャーズを見かけるようになります。春はまさに始まりの季節。皆さんも、新たな気持ちで春を迎えるために、ご自身のスキンケアを一度リセットしてみませんか?
そこで今回は「洗顔」に着目します。『えっ?スキンケアなのに洗顔?』と思うかもしれませんが、洗顔は美肌づくりにとって基本中の基本!ここを軽視しては、その後の化粧水や美容液の効果がムダになってしまう可能性だってあるんですよ。ぜひ、この機会に自分の洗顔を見直してみてくださいね。

美肌づくりの基本!洗顔を見直そう

皆さんは、毎日どんな風に洗顔していますか?洗顔料を使って朝晩しっかりと洗顔する人、洗顔料を使わず水やお湯だけで洗顔する人、一日に何度も洗顔する人…「洗顔」とひとくちに言っても、その方法は人それぞれ。最近は“ダブル洗顔不要”の商品も多く、洗顔の回数も人によってバラバラです。では、正しい洗顔方法についてご紹介する前に、まずはクレンジングと洗顔料の違いについて、おさらいしておきましょう。

クレンジングと洗顔料の違いをおさらい

クレンジングと洗顔料の違いをおさらい

クレンジング

日焼け止めやメイクなどの油分汚れを浮かせて落とす

洗顔料

汗やホコリ、くすみの原因となる古い角質を取り除く

このようにクレンジングと洗顔料は、そもそも落とすものが違うので、洗顔の際はこの両方を使うダブル洗顔が基本です。
また、「クレンジング=メイクを落とすもの」と思いがちですが、日焼け止めもメイクと同様、クレンジングでなければ落ちないので注意が必要です。ただ、最近は洗顔料で落とせる日焼け止めもありますので、ご自身で使っている日焼け止めのタイプを確認してみましょう。

ダブル洗顔しなくても大丈夫?

先ほど「ダブル洗顔が基本」とお伝えしましたが、なかには“ダブル洗顔不要”を謳った商品や、拭きとるシートタイプの商品もありますよね。それ1つでお手入れが完了できたら経済的ですし、忙しい人にとっては時短にもなりますが、万能ではないので注意が必要です。
ダブル洗顔不要のアイテムは、基本的に「メイク」と「古い角質」の両方を同時に取り除く機能を備えているものですが、洗顔料を長時間お肌の上に乗せることになってしまったり、一度で落そうとして肌をこすりすぎてしまうというリスクもあります。また、ダブル洗顔不要の商品を選ぶのは『時間をかけて洗うのが面倒』とか『忙しいから1本で済ませたい』という人も多く、洗顔をサッと済ませてしまうため、汚れを十分に落とせていないことも結構多いようです。
しっかりメイクした日はダブル洗顔で丁寧に洗う、軽いメイクの日はダブル洗顔不要で簡単に済ませるなど、状況に合わせて洗顔方法を選ぶといいでしょう。また、マスカラや口紅などは専用のリムーバーなどで優しくポイントオフしてから、洗顔をスタートするというのも大切なポイントです。

ベストなクレンジングはどれ?

クレンジングといえば、オイルやジェル・クリームなど様々なタイプがあります。成分にもよりますので一概にはいえませんが、洗浄力が強いほど肌への負担も強くなる傾向がありますので、基本的にはベースメイクの濃さに応じてクレンジング剤を選ぶようにしましょう。たとえば薄いメイクの日に、強いクレンジング剤を使う必要はありませんよね。洗顔後にかなりつっぱってしまうという人は、肌に必要な「潤いや皮脂」まで洗い流してしまっているのかもしれません。
さらに、クレンジング剤を選ぶときは、洗浄力だけでなく「成分表示」も意識してみてください。肌が敏感な人は特に、「保湿成分」を配合しているものや「低刺激処方」のものを選ぶといいですね。
あとは、使っていて少しでも違和感を感じたときは、もったいないから等とガマンして使い続けるのは絶対NG!深刻な肌トラブルの原因にもなりかねません。すぐに使用を中止して、状況によっては医師に診てもらうようにしましょう。
また、「拭きとりタイプのシート」などはとても便利ですが、残念ながら毛穴の奥のメイク汚れまではなかなか落としきれません。しかも、シートやコットンによる摩擦で肌を傷めてしまう可能性があり、日常的に使うのは控えた方がいいといえます。とはいえ、夜遅く疲れて帰ってきて、そのまま寝てしまいたい時に、サッとメイクだけ拭きとったり、外出先でポイントメイクを直したりするには嬉しいアイテム。いろいろなタイプのクレンジングをそろえておいて、シーンによって使い分けるといいかもしれませんね。

自己流の洗顔は危険がいっぱい!

自分にあったクレンジングや洗顔料、洗顔スタイルが決まったら、もう完璧!…というわけではありません。せっかく信頼できるアイテムに出会っても、使い方を誤れば効果を感じるどころか、肌トラブルの原因になってしまうことも。そこで、最後に「洗顔方法」を見直してみましょう。

事前準備を忘れずに

事前準備を忘れずに

洗顔する前に、必ずしてほしいのが手を洗うこと。“清潔な手”で洗顔することが、実はとっても大切なんです。肌をきれいにするために洗顔しているのに、手の雑菌が肌についてしまっては元も子もありません。ちょっとしたことですが、洗顔前には忘れずに手を洗ってくださいね。また、口紅やマスカラなどのポイントメイクは専用クレンジングで先に落としておくことをおすすめします。そうでないと、メイクの色素が顔の広範囲に付着して、色素沈着やくすみの原因になってしまうことも。また、目元・口元は皮膚が薄いので、なるべくダメージを与えないためにも、できるだけ分けて落とすようにしましょう。

洗顔で守ってほしいこと

洗顔料の使用方法に「乾いた手で」と記載されているのに、濡れた手で使っていた、なんてことはありませんか?まずは、パッケージに記載されている使用量や方法をきちんと確認しましょう。量が少なすぎても、多すぎてもNG。
当然のことですが、少なすぎると汚れを落としきれませんし、逆に多すぎると、すすぎに余計な時間がかかってしまい、肌に負担をかけたり、必要な潤いや油分まで洗い流してしまう可能性があります。クレンジングや洗顔料は「適量」を守ることを心がけましょう。

正しい洗顔方法は、コレ!

商品によって使い方はいろいろですが、基本的な使い方は以下のステップになります。

クレンジング

  • 手と顔が乾いた状態でクレンジングを手にとります。
  • クレンジングをメイクに優しくなじませていきます。
  • 汚れが浮き上がったら、すぐに水かぬるま湯で十分に洗い流します。

洗顔料

  • 手と顔をぬらし、洗顔料を手にとります。
  • 水かぬるま湯を少しずつ加えながらよく泡立てます。
  • 顔全体を優しく包み込むように洗い、丁寧にすすぎます。

とても簡単なことですが、日々のローテーションになると、つい手順をおろそかにしがちですよね。ぜひ、この機会にステップを一つずつ確認しながら、洗顔を行ってみてください。肌の様子を意識しながら丁寧に洗うことで、洗顔への意識もグッと高まりますよ。

まとめ

紫外線といえば「日焼け」や「シミ」のイメージが強いので、「シワ」や「たるみ」への影響のほうが深刻だとはとても意外でした。女性にとって永遠の憧れである“若々しいぷりぷり美肌”の天敵が、「紫外線」であるということがよくわかりましたね。
これからまた、春夏秋冬と新しい一年がはじまりますが、紫外線への心がまえを新たにし、自分のお肌と向き合っていってくださいね。

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