ORAL
2018.07.31

歯の黄ばみの原因・ステインを落とす対策方法を解説

関連キーワード:

イメージ図

話をするときや笑うときに、ちらりとのぞく歯。口元は自然と目が行くパーツですよね。しかし、そんな注目度の高さとはうらはらに、『自分の口もとに自信がある』人は少ないようで、サンスターが行った調査によるとなんとたったの1割というから驚きです。その理由のひとつとして、『歯の色が気になる』という人が多いようです。
そこで、今回は、歯の着色汚れを落として本来の白さを目指すための「ステイン対策」についてご紹介。歯の黄ばむ原因を知るとともに、正しいケアを取り入れて、口元に自信を取り戻しましょう!

そもそも歯が黄ばんでしまうのはなぜ?

イメージ図

歯が白いとそれだけで清潔感がありますよね。生まれた時はみんな白い歯なのに、なぜ大人になると黄ばんでしまうのでしょうか?歯の着色汚れのことを「ステイン」といい、普段の食生活で歯に少しずつ蓄積していきます。このステインの元となる食材として、ワインやカレー・コーヒーなどは知っている方も多いですが、それ以外にもチョコレート・お茶・大豆製品・りんご・バナナなどたくさんあるんです。これらの食材には共通して「ポリフェノール」が含まれていて、歯の表面を覆っている「ペリクル」という唾液の成分と結合してステインになります。ステインは、一気に汚れとして目立ってしまうのではなく、日々の食生活で少しずつ蓄積されるので、『いつの間にか歯が黄ばんでいる』といったことになるのです。また、食べ物・飲み物以外にタバコのヤニもステインなので、歯のためにも健康のためにもほどほどにしてくださいね。

ちなみに、加齢も歯が黄ばむ原因の1つ。年齢とともに歯の表面のエナメル質が薄くなることで内側の象牙質の色が透け、黄ばんで見えることがあります。

黄ばんでしまっても大丈夫!白い歯は取り戻せる!

イメージ図

すでにステインで歯が黄ばんでしまっていても、その汚れを除去することは可能ですので、諦める必要はありません。ステイン対策用のハミガキは、歯に付着したステインを落とす効果が期待できるので、使い続けるうちにもともとの歯の白さに近づくことができます。さらに、ステインを落とすだけでなく、歯の表面をコーティングするハミガキなら、着色汚れを落としながら、これ以上の着色も防いでくれるのでおすすめですよ。

また、長い年月を経て取れなくなった頑固な着色汚れや、より即効性を求める方は「ホワイトニング」が効果的です。ホワイトニングとは、漂白効果のある薬剤を歯の表面に作用させるもの。歯科医院にて施術してもらう「オフィスホワイトニング」と、自宅でできる「ホームホワイトニング」があるので、まずは歯科医師に相談してみてくださいね。

ご自身に合った方法で、白い歯を取り戻しましょう。

口元に自信が復活♪今日からはじめる「ステイン対策」

イメージ図

ステインは少しずつ歯に蓄積されていくので、日々しっかりケアすることでそれを防ぐことができるのです。まずは、普段使っているハミガキをステイン対策用にチェンジさせましょう。先ほどお話したように、これらのハミガキは歯の表面をコーティングしてくれるので、ステインがつきにくくなるんです。あわせて歯ブラシもステイン対策用のものを使うとより良いですよ。そして、歯磨きのタイミングは、食後なるべく早くするのがおすすめ。外出中などでできない場合は、せめて水で口の中をブクブクうがいするようにしましょう。

また、今の時期、冷たいものを飲む機会が多いですが、コーヒーやお茶などはステインの元となりますので、なるべくストローを使うようにしてくださいね。他にも、キシリトール入りのガムは歯の着色予防になりますので、ぜひ活用しましょう。

まとめ

ステインの元となる食材はたくさんありますが、普段頻繁に口にするものもあるのですべてを避けるのは至難の業……。しかし、無理せずとも食べた後にすぐ歯磨きをするように習慣づけるだけで違ってきますよ。さらに、歯医者さんで定期的にクリーニングをしてもらうのもいいですね。白い歯はそれだけで魅力的。みなさんも今日からステイン対策をして、“輝く笑顔”を手に入れましょう!

この記事に関連するカテゴリはこちら