HEALTH
2022.05.24

玄米を美味しくいただく「グレインズサラダ」とは?

お米といえば、私たち日本人の主食です。

しかし海外に目を向けてみると、主食としてではなく、副菜のような位置づけでお米が登場することもあります。

代表的なものが「グレインズサラダ(https://www.kenkodojo.com/recipe/immunity/detail270/)」。玄米をはじめキヌアや押し麦などの雑穀、その他、ナッツ類や豆類などをふんだんに使い、ドレッシングで和えてサラダに仕立てたものです。肉や卵、乳製品不使用なのに栄養価が豊富であることから、ヴィーガン食としても人気があります。食物繊維も豊富で腹持ちがよいため、健康だけでなく美容面でもメリットが多いメニューです。

玄米の栄養は魅力的だけど「食感が好きじゃない」など、玄米食の気になる部分をカバーしてくれる調理法でもあり、玄米が苦手な方にも取り入れやすいレシピと言えます。

グレインズサラダを作ってみよう!玄米や雑穀を用いる調理のコツ

前日炊いたご飯でもOK!

玄米は、白米に比べて粘り気が少ないのでサラダの具としても使いやすいのも魅力です。玄米を炊く時、同時に他の雑穀も一緒に炊くと、調理の手間も省け栄養価もアップします。
炊きたての玄米を用いる場合は、粗熱をしっかり取るか、時間がない場合は、さっと水に晒してキッチンペーパーで水気をしっかり切り、パラパラとした状態にしてから調理すると良いでしょう。
冷凍して保存してあるご飯なら、自然解凍して調理を開始すればOK。またはレトルトの玄米ご飯を用いれば、栄養豊富なサラダを時短で手軽に一品追加でき、便利ですよ。

好みのドレッシングで先に和える

玄米やお好みの雑穀をボウルに入れ、好みのドレッシングでしっかりと和えます。そうすることで、玄米や雑穀同士がくっつくことを抑え、他の野菜とも合わせやすくなり、味馴染みが良くなります。

組み合わせ次第でバリエーションも無限

きのこ類や海藻を加えて食べごたえのあるサラダに仕立てれば、カロリーを抑えながら、不足しがちな食物繊維やビタミンなどの栄養素を摂取できます。
あるいは一般的なお酢(ビネガー)の代わりに、柑橘類を用いたり、ドレッシングに玉ねぎや人参、セロリなどのすりおろし野菜を用いると、味わいに様々な変化が出て、飽きることもありません。

暑い季節の食欲不振時にも

暑さで食欲を失いがちな暑い季節でも、さっぱりとしたサラダなら、食も進みますよね。
豆類を多めに入れると、サラダだけでは不足しがちなタンパク質も上手に摂れます。水気を切ったお豆腐や、手作り凍り豆腐なども良く合う食材のひとつです。