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2017.09.06

ピークを迎えるダニシーズン!今すぐ実践できる5つのダニ対策

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夏はアウトドアに旅行にと楽しみが増えるシーズンですが、浮かれてばかりもいられません。
というのも、実は8月はダニの繁殖が活発になりやすい時期。高温多湿を好むダニは室温20~30度、湿度60%以上の環境で繁殖しやすいといわれており、この時期はまさにダニにとって絶好のシーズンなのです。ダニの繁殖を少しでも抑えるために、今すぐにでもダニ対策を行うことが重要ですよ。

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また、夏の間にしっかりと対策をしておけば、その後に残るフンや死がいなどの「ダニダスト」も軽減できます。特に小さなお子様がいるご家庭では、忘れず対策を行ってくださいね。

ダニの数が多い場所。1位は……

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ただやみくもに家中のダニ対策をするのは大変ですよね。対策を行う際は、ダニが多く生息する場所をある程度、絞りこんで行うといいでしょう。

ダニの数を調査したところ、もっとも数が多かったのはカーペットやソファ。次いで、マットレスや毛布などの寝具類に多く生息していることがわかりました。夏は薄着や裸足で過ごして、カーペットやソファに素肌で触れることも多いと思いますが、実はすぐそばでダニたちがうごめいていたんですね。また、気持ちのいいお布団に包まれているつもりが、実はダニやダニのフン・死がいに囲まれて寝ているかもしれない……なんて、想像しただけでもゾッとします。

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※出典元:クラブサンスター

カーペットやソファーカバー、寝具などは、お洋服のように気軽に洗濯できないだけに、ついケアを怠りがち。こうした洗濯しづらいものにこそ、ダニが住み着きやすいということを、しっかりと覚えておきましょう。

では、こうしたダニの生息場所に対して、一体どんな対策を行えばいいのでしょうか。
具体的な方法について、次の章で詳しくご紹介していきます。

今すぐやるべき5つのダニ対策

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《1》“ダニのエサ”をしっかりとお掃除

フケやアカ、食品の屑、チリ、カビなどはダニにとってエサとなります。カーペットやソファの隙間に食べかすやホコリなどが溜まっていませんか?こうしたエサを掃除機や布団クリーナーで吸い取ることで、ダニの繁殖が抑えられますよ。

《2》洗えるものはこまめに洗濯

寝具のカバーやシーツなど、洗えるものはできれば週1回以上、洗濯するようにしましょう。ダニは卵を産んでから、約1ヶ月で成虫になります。卵が孵化して成虫になる前に洗い落とすことが大切です。

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《3》天日干しでダニが住みにくい環境づくり

天日干しでは残念ながらダニは死滅しませんが、湿気が抜けることによりダニが住みにくい環境になります。こまめに洗濯できないものは、お天気のいい日に天日干しするだけでも効果的ですよ。

《4》50度以上の高温でダニ退治

ダニは50度以上で死滅するので、衣類乾燥機や布団乾燥機の他、アイロンの高温スチームやドライヤーなども効果が期待できます。ただ、高温で死滅した後も、ダニの死がいやフンは残ったままなので、仕上げに掃除機や布団クリーナーをかけるのもお忘れなく。

《5》市販のダニ対策商品を活用

最近ではダニよけのスプレーやミスト、シートなど、様々なダニ対策商品が売られています。また、防ダニ効果のある寝具も登場していますので、こうした商品を活用してみるのもいいですね。

出典元:クラブサンスター

まとめ

生きているダニのサイズは0.2mm~0.56mm。ダニのフンは0.01mm~0.04mm。さらに、これが乾燥し、砕けることで0.001mm~0.002mmにまで小さくなるそうです。
肉眼ではとらえれないサイズなだけに、つい対策を怠りがちですが、ダニは確実に家の中に潜んでいます。「見えないから大丈夫」と軽視せず、夏の間にしっかりとダニ対策を行ってくださいね。